当院の特徴
治療設備
安全で専門的な治療の提供
透析フロア
透析室内のベッド数は43床(個室1床)あり、すべてのベッドでテレビの視聴ができます。身体の不自由な患者様も安心して入室できるよう、ワンフロアの広々とした空間となっております。
オンラインHDF
オンラインHDFは人工透析の治療法の1つであり、透析低血圧や貧血の改善、長期の透析による合併症の予防などが期待されております。全台オンラインHDF対応が可能な最新の透析監視装置を導入し、患者様1人1人にあった透析治療が行えます。
機械室
透析治療では、患者様の体内に蓄積している毒素を除去しますが、その際必要なものが透析液です。
その透析液を当クリニックは最新の機器で作成しており、毎月の水質検査により日本透析医学会の定めた水質基準を維持し提供しております。
LDL吸着療法
血液中の悪玉コレステロール(LDL コレステロール)を専用の装置で取り除き、きれいになった血液を体へ返す治療法です。悪玉コレステロールを取り除くことで体のすみずみまで酸素や栄養がいきわたりやすくなります。
・適応疾患として
難治性高コレステロール血症、家族性高コレステロール血症 、閉塞性動脈硬化症、巣状糸球体硬化症
※上記の診断が出た場合でもすぐに治療が開始できるものではなく、お薬や注射などで十分な治療効果が認められない人が対象となります。
治療環境
ライフスタイルを充実するために
栄養指導
管理栄養士による、栄養相談、指導を月1回行っております。快適で充分な透析を行うためにも、食事療法はとても大切です。
ご自宅で食事の用意が困難な方や、栄養バランスが不安な方に向け、配食サービスのご案内もしております。食事に関してご不明な点やお困りな点がありましたら、お気軽にご相談ください。
検査
体の水分量が適切であるか、合併症や疾病がないか、治療効果を出来ているのか確認するために検体検査(血液、尿など)、心電図検査、胸部レントゲン検査、超音波検査(心臓・腹部・副甲状腺)、PAD(末梢動脈疾患)の検査を定期的に行っております。
シャント管理
エコーを活用した状態把握と穿刺を行っております。チームカンファレンスでの情報共有により、シャントのトラブル予防や治療の効率化を図っております。
トラブルがあった場合には近隣で対応可能な医療機関の紹介をしております。
腎臓リハビリテーション
透析患者様はベッドで横になっている時間が長いため下肢の筋力が低下することが問題となっております。
当院では筋力、身体機能の向上のため、運動機能のチェックを行いそれに基づき透析中にバンドを使用したストレッチや電動サイクルによるペダル運動などが行えます。
フットケア
透析患者様は足に傷ができると治りにいという特徴があり合併症のリスクが高いため、早期発見、重症化予防を目標に医師、看護師、臨床工学技士、臨床検査技師で連携を取りフットケア管理を行っております。
また患者様自身でセルフケアができるように足の観察方法や爪切りの仕方などを個別に指導も行っております。
感染対策
当クリニックでは感染拡大を防ぐために来院時の手指消毒、マスク着用のお願いをしております。透析室はオープンなフロアのため感染源を断つという目的で、患者様が触れる場所の定期的な消毒、発熱した場合は個室やカーテンエリアでの個別透析を実施しております。
サービス
患者様に快適に過ごしてもらえるように
テレビ・WIFI
すべてのベッドでテレビとWIFIが無料で利用できます。テレビの位置は容易に調節できるため視力が落ちている方にも視聴しやすくなっております。
スマートフォンや電気機器などほかの患者様のご迷惑にならないものであれば使用できます。電源等も適宜ご使用いただけます。使用する場合にはスタッフへご相談ください。
無料送迎
当クリニックでは、通院が困難な患者様を対象に、無料にて送迎サービスを行っております。送迎車完備、車椅子送迎も可能です。
送迎には条件がありますので、詳細につきましてはクリニックまでお問い合わせください。 送迎を利用されない方は、自家用車での通院も可能になっております。
院内での介助
当クリニックの玄関からベッドまでの移動にスタッフによる介助を実施しております。
移乗の際には患者様とスタッフの安全・安楽のため、スライドボード等の移乗用具を使用してします。
バリアフリー
送迎車は玄関の目の前で乗り降りが出来るようになっており、玄関から透析ベッドまでは段差のないワンフロアになっております。
施設内は車椅子の移動もスムーズに行える広さがあり、手摺も設置しているためどなたでも過ごしやすい環境になっております。
取り組み
より高度かつ安全な治療提供を目指して
院内勉強会
当クリニックでは、患者様が不安に思っていることや疑問に思っていることにお答え出来るように定期的に院内勉強会を行っております。
開催後ホームページにて勉強会内容お知らせいたしますのでご覧ください。
災害対策
当クリニックの災害対策として年2回、地震、火災を想定し、職員が患者役、スタッフ役となり避難訓練を行っております。避難時に必要な透析離脱や、歩行が困難な患者様の為にエアーストレッチャーの使用確認を定期的に実施しております。また月2回、災害用伝言ダイヤル「171」の利用訓練を患者様にもご協力いただいております。伝言ダイヤルは、電話を用いて音声による伝言板の役割を果たすシステムになっております。
伝言ダイヤル「171」の手順書をPDFにてホームページのTOPに掲載しております。